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奈良博手帖

当館研究員が日々の研究や活動についてさまざまな視点でご紹介します。
※読売新聞奈良版に連載している「奈良博手帖」を読売新聞社の諒解のもとに転載しております。
研究員の肩書きは執筆時となります。

2021.09.07 (Tue)

文化財 後世へ橋渡し 保存修理指導室の役割

博物館では様々な業務が行われている。今回は「保存修理指導室 博物館科学」を紹介したい。

2021.08.31 (Tue)

毘沙門天像 院派の作か 批判された論文にも存在意義

若い頃、たいした研究者になれそうはないが、1冊の書物ぐらい残せないか、とは考えた。還暦を過ぎた今、監修した本や共著はあるが、単独の著書を持たないのは汗顔の至りだ。もっとも、学術論文となれば論文モドキも含め数十本は世に問うてきた。

2021.08.03 (Tue)

修理を終えて公開へ 霊峰白山の仏像

今月6日、なら仏像館で石川県白山市尾添区所有の阿弥陀如来像の特別公開が始まった。昨年度、当館の文化財保存修理所で公益財団法人美術院により保存修理が実施され、面目を一新した姿をお披露目している。

2021.07.20 (Tue)

走り大黒 実は怖い? 僧の食物護る神さま

奈良博新館前の庭には、夕方になると大量の鹿が集まってくる。「鹿だまり」といわれるこの現象は、2016年頃から顕著になり、夏の奈良名物になりつつある。今年は5月下旬から集まり始めている。なぜ、この場所にたくさん集まるのか、この場所が鹿たちにとってどんな魅力があるのか、鹿だまり形成のしくみについてはいまだに謎のままである。

2021.06.29 (Tue)

貴重な館蔵品 一堂に この夏は「奈良博三昧」

当館は特別展「聖徳太子と法隆寺」が閉幕したばかりだが、館内ではすでに夏の特別展「奈良博三昧ざんまい」の準備がピークを迎えつつある。筆者もこの展覧会に関わっており、少し紹介をさせていただきたい。

2021.06.15 (Tue)

文化財の保存 体力勝負 “コンサバター”の役割

文化財の保存を行う私の職名を、海外では"コンサバター"と言います。昔は"王家の蔵の番人"をそう言いました。そのせいか?以前の上司は「(文化財の)保存は体力だ!」と話していました。