古代中国で生まれた想像上の霊鳥、鳳凰は、日本でも神仏や天皇など、貴い存在を示すモチーフとなっています。鳳凰の造形がどのようにして、正倉院宝物や御輿の屋根飾りに用いられるようになったのか、古代の仏教文化を手がかりに読み解きます。
【開催時間】開場▶13:00 開演▶13:30~15:00 ※4月より開催時間を変更しました。
7月21日(日)「文化財の生物被害対策 -文化財を生物被害から守る-」文化財は虫やカビなどの被害を受けることがあり、時には修理が困難になるほどになります。被害の発見・対処には害虫の種を特定することが重要です。害虫とその対策について、近年の研究成果を含めて紹介いたします。
【開催時間】開場▶13:00 開演▶13:30~15:00 ※4月より開催時間を変更しました。
4月21日(日)「神社と鏡」神社に奉納される鏡、神社の祭祀に用いられる鏡、神社周辺の経塚に埋納される鏡など、神社と鏡の様々な関わりについて近年の調査成果も交えながらお話しします。
【開催時間】開場▶13:00 開演▶13:30~15:00 ※4月より開催時間を変更しました。
5月19日(日)「仏さまの《スカート》」如来・菩薩・明王は、「裙」という巻きスカート状の衣を着けています。裙の様々な着付け方を紹介することで、仏像の形状理解を深めていきたいと思います。
【開催時間】開場▶13:00 開演▶13:30~15:00 ※4月より開催時間を変更しました。
6月16日(日)「甦る古代美術―修復と復元、そして創作―」一見美しく保たれているように見える古代美術。しかしその裏には保存と修復の弛みない努力があります。また当初の姿を甦らせる復元や、すでに失われたものの創作など、講師が携わってきた文化を伝える裏側をご紹介します。
【開催時間】開場▶13:00 開演▶13:30~15:00 ※4月より開催時間を変更しました。
動画「サンデートークってどんなかんじ?過去の様子をちょっとお見せします!」YouTubeで過去の様子を少しばかりお見せします!
個性あふれる研究員とトークの雰囲気をお楽しみください♪
明治14年(1881)、イギリスの王子たちが日本を訪れ、奈良に立ち寄りました。彼らは正倉院で宝物を拝観し、他にも多くの社寺をめぐりました。彼らは何を見て、何を感じたのでしょうか。当時の奈良の状況とあわせてお話しします。
3月10日(日)「松帆銅鐸の軌跡」2015年に南あわじ市で7点の銅鐸と舌が発見されました。調査が進むにつれ次々と新しい事柄が判明し、銅鐸研究に大きな波紋を広げました。今年で8年目を迎えた松帆(まつほ)銅鐸の軌跡をお話しします。
1月21日(日)「東日本大震災文化財レスキューの今」今でも行われている東日本大震災で被災した文化財の保存修理活動の中から、津波による被害を受けたガラス乾板が保存修理を行いながら展示活用に向けて再評価されていくお話しをします。
10月15日(日)「獅子・狛犬の魅力」神社に参拝する人びとを迎える一対の狛犬。本当は獅子・狛犬と区別されることをご存じですか。ふたつの霊獣が出会うまでには長い道のりがあり、ここ日本で独自の発展を遂げました。その歴史と造形の魅力をお話しします。