1月16日(日)「辟邪絵をめぐって」

疫病や災いを引き起こすとされた鬼とたたかう五人の善神を描く平安絵巻の傑作「国宝 辟邪絵」。奈良博を代表する名品の魅力を紹介するとともに、その勇ましい図像の典拠や、「地獄草紙」の名で伝来した信仰背景にも迫ります。

2月20日(日)「ほとけの装いにみる工芸」

仏像や仏画のほとけは、美しい衣やよろい、装身具を身につけています。これらは織物、皮革、金具といった工芸品を彫刻や絵画として再現したものです。ほとけのきらびやかなファッションの世界を、実際の工芸品と比較しながら楽しみます。

3月20日(日)「“サスティナブル”な文化財保存」

昨今よく耳にする単語“サステイナブル(持続可能)”。この概念を組み込んで行なっている文化財保存活動を保存対象となった古写真(銀板写真)の紹介と共に解説いたします。

10月3日(日)「絵はがきと仏像研究」

たった1枚の絵はがきが、仏像の知られざる歴史の一側面を明らかにすることがあります。仏像研究における絵はがきの有用性について、近年の調査成果をふまえてお話します。

11月21日(日)「奈良博の壺」

奈良博が所蔵する「壺」の色や形の良し悪し、鑑賞のポイントなど、壺を観る時のツボをご案内します。紹介作品(予定):縄文晩期の壺、奈良時代の須恵器短頸壺、平安時代の猿投灰釉壺、常滑三筋壺、渥美蓮弁文壺、古瀬戸草花文瓶

12月19日(日)「閻魔王と地獄の美術」

人はこの世を去った後、閻魔王に裁かれて次の行き先が決まる――古代インドで生まれたこの考えは、中国を経て日本に流入し、多様な造形が生まれました。その魅力と信仰について、鎌倉時代の彫像を中心にご紹介します。

9月12日(日)「あこがれの天平絵画」

奈良時代、豊かな仏教文化を体現する数々の絵画が描かれました。その多くは今日に伝わりませんが、残された作品から天平絵画の姿を探り、それらが後世に与えた影響についても考えてみたいと思います。

8月8日(日)「保存修理指導室のお仕事―博物館科学の役割―」

「博物館でどのような仕事がされているのか?」このような疑問をお持ちになったことはないでしょうか。展示・保管環境、修理や科学調査を担う保存修理指導室 博物館科学のお仕事に焦点を当てて、ご紹介します。

7月11日(日)「古代寺院の出土品が語るもの」

古代寺院の発掘調査では様々な種類の遺物が出土します。屋根瓦をはじめ、仏像や仏具、堂内の飾り、僧侶達の生活道具、祭祀の道具など…。全国各地の寺院址出土品を通して、古代寺院をめぐる多様な活動をご紹介します。

6月20日(日)「ならはくの教育普及活動」

文化財の魅力や大切さを伝えていくために、ならはくではさまざまな教育普及活動を行っています。日々どのような取り組みを行っているのかをご紹介します。ならはくビギナーの方におすすめです。